ぽんぽん丸航海日記

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青い文学シリーズ2(ネタバレ有) [未分類]

2011.02.26 Sat 20:43

さっさと感想書かないと忘れてしまうので青い文学シリーズの感想を!
今回もネタバレ有なんで読みたい方は続きを読むくるっくで!
今回は「こゝろ」「走れメロス」を。


こゝろ

教科書にKの自殺あたりが載ってますがアニメもそこらへんメインです。
二話構成になってて一話は「先生」視点の話。二話は「K」視点の話。
感想。えぇと・・・まずは「K」のルックスが怖い。いかにもなんかしでかしそう。
長身でロクなもの食ってないせいかガリガリだけど肉体労働のバイトのせいかマッチョ。そして釣り目でうさんくさい長髪。
先生の視点から書かれたKは無口で無愛想で得体の知れない恐ろしさ。
あとお嬢さん。先生が「桔梗のような人」と評した割にはなんか馴れ馴れしいてか媚び媚び言うか。
こいつなら女となんか起こしそうにもないからといらんお節介でKに自分の下宿先を紹介したばかりに憧れのお嬢さんとKが接近してくのに日々悶え苦しむ先生。
そんなある日Kにお嬢さんへの恋を告白され反対した先生に「俺には何もない、覚悟だけだ」と呟くK。
吊り目で普段は怖い顔のKが夏空をバックに微笑む場面では笑顔で吊り目が緩和されたせいかやたら男前に。
先生視点の話なんで吹っ切れたKの顔は本当に男前に見えたんだろうなぁ。
焦った先生はKに取られる前に未亡人に「お嬢さんを嫁にくれ」と頼み家柄も人柄も申し分のない先生に未亡人は大喜びで結婚を承諾。未亡人「計画通り!」
お嬢さんと先生の結婚を知ったKが自殺。血まみれで死んでるKが映し出される場面なのにBGMは爽やかなピアノ。
音楽のせいか先生があまりショックを受けた感じがしなかった言うかこれでスッキリしたいうか。
まぁ一話は特に書くこともないのでさらさらっとあらすじに・・・(読書感想文のパターンですな)

問題はK視点の二話!
先生視点の一話は季節が夏だったのに対してこっちの話は冬になっております。
視点が違うせいか先生の眼鏡が常に反射してて表情が分からなかったりKの告白を聞いてショックで寝込んだ先生にお粥を持っていくのが一話では未亡人だったのが二話ではお嬢さんになってたり色々違いが!
二話の感想はとにかく「お嬢さんビッチすぎやろ・・・」
先生視点では勉強の邪魔をする程度だったお嬢さんがK相手だと手握ったり袴が破れてるから繕ってあげる~と脱がしにかかったり(上着ならまだ分かるが袴ですよ!下はふんどしですよ!)Kの布団に湯たんぽ入れに行って誘ったり先生の言う「桔梗のような人」だとは到底思えませんがな!だからかKはお嬢さんの事を「ひまわりのような人」と評します。
頬を赤らめて必死に抵抗するも今までストイックに修行一筋の生活を送ってたKはお嬢さんにあっさり陥落させられふすま一枚隔てた部屋には先生が居るってのにギシアン・・・。
「この家に縛られるのは嫌だから私を連れて逃げて!」と頼むお嬢さんにKはかけおちの決心を固め貯金箱を壊し(泣ける)駅でお嬢さんを待ちますがお嬢さんは現れずションボリ帰宅するKに出迎えた未亡人が「先生とお嬢さん結婚するから近いうちに出てってね!お前邪魔だし!」とまさかの追撃!
こりゃもう先生殺すしかないなと刃物を握ったKの足にお嬢さんが入れた湯たんぽが!
湯たんぽの暖かさで我に返り湯たんぽ抱きしめて号泣するK。お嬢さんに「暖かさをくれてありがとう」と感謝しながら自殺。
お嬢さん駆け落ちすっぽかしといてなんでKの布団に湯たんぽ入れてんの???全然分からん・・・。
捨てた男に最後の思いやり???
お嬢さんは本当にKの事好きだったんだろうか。カタブツで女に興味なさげなKを陥落させてみたかったんじゃないかと。駅で待ちぼうけ食らうKを遠くからこっそり見守ってニヤニヤしてたとしか思えない・・・。
Kの自殺があったのは同じ時期なのに先生視点とK視点では季節が違ったのはそれぞれの心象風景ですかね。
先生が嫉妬に狂ってたのが夏。誰も信じず心を閉ざしていたKの季節が冬。
最後に出てくるKの遺書が先生視点とK視点では違っております。
う~ん・・・お嬢さんビッチすぎやろという一言しか感想ないのにやたら長くなってしまった・・・

お嬢さん視点の話もあったら見てみたい気がする。お嬢さん本気で何考えてるのかわからん。


走れメロス

待つ方がつらいのか……それとも、待たせる方がつらいのか……。

ナビゲーターでもあり青い文学シリーズではそれぞれの主人公の声を演じてる境雅人が毎回その話が書かれた時のバックグラウンドやらなんやらを解説してるんだが今回の解説で走れメロスの作者である太宰治が友人の作家と豪遊してて温泉宿の宿代が払えなくなりよし!俺が師匠の井伏鱒二先生にカネ借りてきてやる!と友人の作家を残して帰ってしまう。
何日待っても太宰が戻ってこないのでしびれを切らした友人の作家が井伏宅を訪れると太宰は井伏とのんびり将棋を指していて上記のセリフを言ったそうな。
深い言葉だと思うけどその状況だと明らかに待たされた友人のが辛いです!

教科書に載ってるし誰でもあらすじは知ってるであろう「走れメロス」
これが今まで見た青い文学シリーズの中では一番面白かった!「走れメロス」自体短い話なのに一時間どうやってもたせるのかと思ったら劇中劇のスタイルで「走れメロス」が展開します。

今回の話の主人公は作家の高田。
劇団に頼まれ劇の脚本「走れメロス」を執筆しております。
「走れメロス」を執筆しながら思い出すのは15年前の事。高校時代の親友城島との学生時代。
二人で東京に行き高田が書いた脚本を城島が演じると言う約束。
東京に行く当日城島は現れず東京行きの汽車の中で号泣する高田。
そういった回想シーンを挟みながら劇中劇「走れメロス」は進んで行きます。

劇中劇のスタイルなので「走れメロス」の登場人物の動きが芝居がかってて面白い!
劇中劇「走れメロス」が進んでいく中語り部として劇に出演している高田。
メロスが山賊に襲われるシーンでは格闘するメロスと山賊が原稿用紙から飛び出し高田の部屋を所狭しと暴れ回ります。
メロスにスポットライトが当たったりの演劇的演出が楽しい!
駅に現れなかった城島の事を思い出し「走れメロス」の続きがどうしても書けなくなってしまった高田。
そんな中突然城島の幻が現れ「最後まで書け。俺は待ってるから」
そして届く城島の妻からの手紙。城島が余命いくばくもない事を知り高田は家を飛び出します。
ここからの疾走感がすげぃ!
ここで語り部の高田が城島の元へ行ってしまったので語り部の役を劇団の女性が引き受けます。
劇中劇と高田がリンクしてる所がいいなぁ。
足を引きずりながらセリヌンティウスの所へ向かうメロスにセリヌンティウスの従者が立ちふさがり「もう間に合いません!」
後ろ歩きをしながらいかにも演劇チックなオーバーアクションでメロスを説得しようとする従者。
磔にされる直前でメロスは間に合い大団円。
長年の誤解も解けて高田と城島も大団円。

東京へ向かう汽車、余命いくばくもない城島の元へ向かう汽車、今回汽車がいい仕事をしております。
「もう待たなくても良くなった事が寂しい」と高田のモノローグ。
待つ方と待たされる方どっちが辛いのか。待たせてる方は待たせてる自覚なかったりするので待ってる方が辛いかもしれん。

この「走れメロス」は「走れメロス」自体は劇中劇でしっかりやってそれに作家の高田を絡める手法が大成功でした!
原作の改変もないしね!ある程度の改変は構わないんだが「こゝろ」のお嬢さんのビッチっぷりがあまりにも印象に強くて・・・。

今回本文より追記のが長かったなぁ。
次は「蜘蛛の糸」「地獄変」ですね!
こういう文学って一回読んだらもう満足してあまり読み返さないんだがこの機会にまた読み直してみたくなった。
「人間失格」の葉蔵は活字で読んだらまた印象が違うんだろうか。

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